いざという時に知っておくべきペット火葬に関する知識をわかりやすく解説

自治体がペット火葬を実施しているか
ペットも家族の一員と考える人は少なくありません。
亡くなったときには、それまでの感謝の気持ちを込めて、それなりのことをして送ってあげたいと考える人も多いです。
民間企業でペットの葬儀を執り行ってくれるところは複数ありますが、費用が必要になります。
気持ちとしては葬儀をしてあげたいけれども、経済的な理由で選択出来ない場合もあります。
そんな時は、自治体がペット火葬を行っているかどうかを確認しましょう。
自治体がペット火葬を行っている場合は、費用は民間に比べて安くなるので、選択し易いです。
但し、合同火葬という形式をとるところがほとんどなので、火葬後に遺骨が戻ってくることはありません。
お墓を作って、骨を埋葬して供養したいと考えている場合は選択出来ませんが、費用を抑えながらしっかりと送ってあげたいという気持ちは叶えられます。
家族のような存在だったペットを、費用をかけずに火葬したいと思うなら選択する価値のある方法です。
ペット火葬で副葬品として一緒に弔うことができるものとは
個別で行うことができるペット火葬では、副葬品として棺の中に入れることができるものがあります。
副葬品で供えることができるものには、ペットが好きだったご飯やおやつ、少量の花やおもちゃがあげられます。
ですがペット火葬においては人のようにお花で埋め尽くすことは難しく、さらにご飯やおやつはビニールの包みから取り出し、ティッシュなどに包んで傍に置かなくてはなりません。
これはもともと動物の骨がもろく、繊細であるため色移りがしてしまうこと、火葬炉が傷んでしまうことが理由としてあげられます。
このようなことからおもちゃも金属やプラスチック製のものは副葬品で認められていませんし、お洋服も環境への配慮から難しいです。
思い出の品を入れることができないので、写真の横に一緒に飾ると良いでしょう。
なお手紙や写真についても多くは難しく、小さな紙にほんの少しだけというルールのところが多いので、事前にどの程度なら良いのか聞いておくと良いです。