いざという時に知っておくべきペット火葬に関する知識をわかりやすく解説

ペット火葬の対象になるペットの種類

昔、ペットの定番と言えば犬または猫があげられるものでした。
現在はペットの多様化が進み、ウサギやフェレット、ハムスターや鳥もペットとして飼われています。
では、ペット火葬はどの動物まで対象としているのでしょう。
ペットとして飼われている生き物であれば、ほとんどペット火葬を行うことが出来ます。
ただし、都道府県知事の「死亡獣畜取扱所」でしか火葬もしくは埋葬出来ることの出来ない動物も存在するのです。
これは主に、豚・馬・牛といった家畜とみなされる動物が対象です。
ペット火葬業者の中には、ペットとの最後のお別れの際に一緒に火葬が出来る遊び道具などを棺に持ち込むことを可能としているケースもあります。
お花や好きだった食べ物・おやつ、愛用した品を入れることで、ペットがあの世で退屈しないように思えるものです。
これが入れることが出来る場合と、出来ない場合も存在します。
こういった部分も事前に業者に問い合わせておけば万全のペット火葬を執り行えるでしょう。

ペット火葬の料金はどの程度用意をしておくと良いのか

ペット火葬を行いたいと考えた場合、気になるのが料金です。
一般的にペット火葬はペットの大きさとどのような葬儀にするかによって異なっており、大きな動物ほど費用も掛かってきます。
ペット火葬には個別と合同とがあり、個別の中には完全立会と引取火葬の2つがあります。
この中で最も高いのが個別で立ち会う火葬の方法であり、小型犬で3万円、柴犬で3.5万円、レトリバーで6万円となります。
金額はかかるものの人と同じように葬儀を行うことができ、出棺から納骨までしっかりと供養ができるため満足度も高めです。
引取では、特別な葬儀などは行われないため引き取りに来てくれるものの、料金も安めです。
ダックスフンドなどの小型犬は2.5万、柴犬は3万となっておりわずかですが費用も安くなります。
ペット火葬で最も安いのが合同葬であり、柴犬であっても2.5万円ほどで済みます。
もしどうしても火葬にお金をかけられない場合は、自治体にお願いすることで無料から3万円ほどで引き取ってもらうことができます。